
食事制限も運動もしているのにヤセない。
もしかしたら、基礎代謝が低下しているかもしれません。
基礎代謝を上げるには、実は、筋トレよりも肝臓のはたらきをよくすることが先決!
肝臓が元気にはたらければ、代謝もアップして、勝手にヤセる体質へ近づきます。
わたしも食事制限とリバウンドを 何度も何度もくり返してきた結果、あまり食べていないのに1kgもヤセなくなってしまいました。
でも肝臓と代謝のことを知り、肝臓の負担はさけ、肝臓デトックスをする食べものをとるよう心がけていたら、3ヶ月で-5kg減りました!

肝臓によくないものは控えて
肝臓のデトックス食材をとり入れるのが
基礎代謝アップしてヤセるのに重要!
- 食べすぎ
- 高タンパク・高脂質
- お酒
- 添加物・農薬
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 人参
- 大根
- わさび
- 生姜
- 大豆
- パプリカ
- じゃがいも
- キャベ ツ
- りんご
- レモン
- ぶどう
- 柿
- 洋梨
- みかん
- 海藻
- 発酵食品 など
ここでわかること
- 肝臓の「はたらき」をよくして、代謝あげる方法
- 肝臓の「はたらき」を邪魔する有害物質をデトックスする食材

肝臓の代謝アップしてヤセ体質になろう!
基礎代謝の3割は、肝臓!
肝臓は、1〜1.5kgあるカラダ中で最も大きく、重く、高温の臓器。
基礎代謝の全体の 約3割は、肝臓が になっています。
ちなみに筋肉は 約2割程度。肝臓の方が割合が多いのです。

基礎代謝は
寝ていても勝手に消費するエネルギーのこと。
筋肉は1度落ちると、とくに女性はつきにくいんです・・・。
肝臓の機能がアップすれば、筋肉トレするよりも効率的に、代謝がアップして、勝手にヤセる体質へ向かうことができます。

肝臓のはたらきをよくするのが、ダイエットには重要!
肝臓のはたらき
栄養素の合成と処理
肝臓は、糖質、たんぱく質、脂質などの合成と分解を行います。

栄養素の代謝がスムーズになるよ!
栄養素の貯蔵
肝臓に 食べた糖をグリコーゲンとして貯蔵します。
血糖が低下したときに、貯蔵されたグリコーゲンをブドウ糖に分解し、血糖を補給します。
血液成分の生成
肝臓は、免疫グロブリン・コレステロール・リン脂質・血液凝固因子など、血液に存在する多くの成分を多くの成分を合成します。
おとろえた赤血球の処理も行ないます。

カラダの隅々に、栄養を運んでくれる「血液」も肝臓が関係している。
胆汁の生成
脂質の消化に必要な「胆汁」を生成と分泌をします。
胆汁は1日は約1リットル生成されます。
この胆汁により肝臓に老廃物がたまることなく、正常にはたらきます。
解毒作用
アルコール・食品添加物・薬物などカラダにとっての異物を「肝臓」で分解されます。

肝臓のはたらきが高まれば、有害物質をいち早くデトックスできる!
肝機能低下すると、疲れやすく、だるくなる
栄養素の供給がとどこおると、毒素や老廃物も体内にとどまってしまいます。
代謝が下がってしまう。
また、倦怠感や疲労感まで でてしまいます。

悪化すると脂肪肝になることもある・・
肝臓のために控えること
食べすぎない
食べすぎて過剰な栄養素をとってしまうと、その処理をする肝臓の仕事が増えてしまい、肝臓が疲れてしまいます。
高たんぱく・高脂質食は、よくない
高たんぱく・高脂質な食べものを消化することは、ほかの栄養素を処理するよりも、肝臓の負担が大きいんです。
高たんぱく・高脂質な食べものによって「過酸化脂質」が増えると、肝臓にとって有害になります。

過酸化脂質とは、コレステロールや中性脂肪といった脂質が、活性酵素によって酸化されたもの。
シミ・しわ、アレルギー、動脈硬化などの原因にもなるとも。
お酒を控える
酒の成分「エチルアルコール」は肝臓に運ばれ、酵素によって「アセトアルデヒド」と「水素」に分解されます。
それから、炭酸ガスと水になり、体外に排泄されます。
大量にアルコールを飲むと、アセトアルデヒドが血液中に増えます。
すると、悪酔いの状態になってしまうことも。

お酒を飲みすぎると、肝臓は疲労し、代謝が下がる原因になる。
有害物質を控える
有害ミネラル
- タバコの煙にふくまれる鉛や「カドミウム」
- マグロなどの大型魚にふくまれる「水銀」
- パンなどを膨らませるのに使う「アルミニウム」
- 加工肉の「ベリリウム」
そのほか添加物など、なにげなく口にしているものにふくまれ、現代日本では、まったく摂取しないことは難しいと言えます。
なるべく食品添加物や農薬などの有害物質を控える意識は、大切ですね。
カラダにとって異物な有害物質も、肝臓で分解するので、肝臓に大変な負担がかかってしまいます。
有害物質が多すぎると、解毒が後回しになるので、有害物質を減らすのも大切。

原材料名をみて、よくわからないものが書いてあったら、添加物かも。
肝臓の状態をよくするために食べるもの
食物繊維や発酵食品をとる
肝臓と腸は直結しています。
腸の中には、約1000種類の細菌が100兆個以上あります。
腸内細菌は、栄養吸収や免疫などの重要な役割を果たします。

腸内環境がよければ、栄養がしっかり吸収される。
肝臓が元気よく はたらくための栄養素がとどく。
逆に栄養がなければ、肝臓のはたらきに負担がかかってしまいます・・・。
大豆製品をとる
大豆製品はアミノ酸のバランスがよく、消化吸収がもよい、なにより低カロリーです。

大豆は、過酸化脂質をおさえ「肝臓を再生させる」はたらきがある。
ビタミン・ミネラルは、十分にとる
肝臓での各種代謝を円滑にするために、ビタミン・ミネラルの不足がおこらないようにすることが大事です。

緑黄色野菜・果物・きのこ・海藻などをとろう。
食材のチカラで有害ミネラルをデトックス
カラダに入るものに気をつけるとともに、カラダに「毒素排出システム」を高める意識が必要!
肝臓のデトックスを助ける野菜や果物などがあります。

デトックス野菜で肝機能を高め、有害物質を無毒化。
解毒を助けるグルタチオン
グルタチオンは、3つのアミノ酸からなる化合物。
体内では、抗酸化物質として活性酸素を除去する重要な役割をします。
グルタチオンは、体内でも合成できます。
とくに肝臓に多くふくまれ、体内の異物を解毒するのに必要。
より肝臓のはたらきを助けるために、食材からもグルタチオンをとろう。
グルタチオンを多くふくむ食材
- トマト
- きゅうり
- カボチャ
- アスパラガス
- アボカド
- ほうれん草
- キウイなど

ビタミンC・Eといっしょに抗酸化を高めるはたらきがある。
匂いの強いイオウ化合物
イオウ化合物が有害金属とだけ結合し、有害物質を排出し、肝臓のはたらきを活発にする効果があります。
しかも「鉄」や「亜鉛」などの有益なミネラルは体内に残ります。
ニオイの成分である「イオウ化合物」は、匂いの強い野菜がふくまれています。
- ネギ
- にら
- ニンニク
- 玉ねぎ など
ほかにも肝臓のデトックス効果のある食材
ブロッコリー・ほうれん草・人参・大根・わさび・生姜・大豆・パプリカ・じゃがいも・キャベ ツ
果物では、りんご・レモン・ぶどう・柿・洋梨・みかん
海藻や発酵食品 など
レモンは、レモンにふくまれているクエン酸が「キレート作用」を持っています。

キレートの効果とは
有害ミネラルをはさみこみ、体外へ排出すること
野菜などの表面についている農薬をとり除く
オーガニックではない野菜や果物を食べる場合
農薬は表面についていることが多いので、よく洗う、皮をむいて食べる方が安全。

旬の野菜は、成長速度がはやいため、
農薬との接触が少ないといわれています。
ほうれん草、ごぼう、などの野菜にふくまれる「アク」はカラダに入ると栄養吸収をさまたげ、ヤセにくい原因となる。
ゆでる・水にさらす、などのその野菜に合った方法でアクを抜いて食べるのがよい。
サニーレタス、ほうれん草、チンゲンサイなどの葉野菜は、流水に5分ほどつけてから、水の中で5回ほどふり洗いする。
下茹でも有効!
キャベツやレタスは、外側の葉をとりのぞく。
大根・ごぼう・にんじんなどの根菜類は、こすり洗いをして皮をむく。

有機野菜がベストなんだ
なぜなら、葉野菜のカリウムは、水に溶けやすく、流れてしまう。
抗酸化のあるファイトケミカルは、皮に多くふくまれるから。
まとめ
肝臓のはたらきを邪魔する有害物質・添加物・農薬はさける。
解毒が先になり、ヤセるための代謝が後回しになってしまう。
肝臓デトックス食材を食べる。
肝臓のはたらきをスムーズにして、代謝アップ!
ヤセ体質になれるようコツコツ実践、習慣化できると尚いいですよ!

肝臓は沈黙の臓器といわれ、病気がひどく悪化するまで、症状がでない。
日頃からいたわってあげてね!