


ダイエットホルモンって、なに?
ダイエットホルモンとは「セロトニン」「成長ホルモン」などのことをさし、ダイエットに必要なホルモンのことです。
*セロトニン:別名「ハッピーホルモン」
幸せを感じさせたり、食欲抑制作用があります。
*成長ホルモン:別名「ダイエットホルモン」
寝ているあいだに分泌され、脂肪燃焼を促します。
これらのホルモンの材料になるのが「たんぱく質」

たんぱく質が不足すると
食欲増進
脂肪燃焼とどこおる
ヤセて、体型維持のために「ダイエットホルモン」をしっかり作ることが重要です。
ここでわかること
- たんぱく質がもたらす体内でのホルモンの変化
- ダイエットホルモンを分泌させるための栄養素について
たんぱく質食べなさすぎ、糖質食べすぎな人のカラダの特徴
- 体重は、そんなにないのに体脂肪率が高い
- 二の腕や脚がプヨプヨ
- 下半身や腰まわりりがポッチャリ
- 全身がむくみやすい
たんぱく質不足で「筋肉分解」がすすんでいる可能性が・・・

体脂肪率が
30%以上は、かくれ肥満
35%以上は、生活習慣病や認知症のリスクが3~5倍に・・
たんぱく質のカラダの中でのホルモンの変化
たんぱく質がカラダの中に入ってくると
セロトニン:食欲抑制作用(ハッピーホルモン)がある
↓
メラトニン:良質な睡眠を促す
↓
成長ホルモン:脂肪燃焼(ダイエットホルモン)を促す
とくに朝の「たんぱく質」はセロトニンが作られます。
そして良質な睡眠に必要なメラトニンが生成され、寝ている間に成長ホルモンが分泌し、ヤセることにつながります。

ちなみに、朝日を浴びることも
セロトニン分泌させるのに大切だよ
たんぱく質切れをおこして、筋肉分解がはじまる

たんぱく質は
3食毎回食べよう。
たんぱく質は、筋肉の材料の1つです。
たんぱく質切れをおこすと、筋肉分解がはじまる可能性があります。

代謝がわるくなったり
たるみ・しわになるのイヤだよね
たんぱく質は、1日3食でいろいろな種類をかたよりなく食べてくださいね
- 朝:しらす・納豆・たまご・ヨーグルト・豆乳
- 昼:肉
- 夜:魚貝類

筋肉を合成するのには
亜鉛・ビタミンB6・インスリンなどが必要
「プロテイン飲料」だけに頼るのではなく
いろんな食材と一緒に食べてね!
たんぱく質の食べすぎも太るので、1食につき「手のひら分」
ホルモンを十分に分泌させる栄養素の組み合わせ
セロトニン→メラトニンに必要な栄養素
セロトニン(ハッピーホルモン)からメラトニン(睡眠ホルモン)分泌させるのに必要なのは
たんぱく質 + ビタミンB6 + ナイアシン + 鉄 + カルシウム + マグネシウム
ドーパミン→ノルアドレナリンに必要な栄養素
ドーパミン(元気になるホルモン)・ノルアドレナリン(やる気、判断力がよくなるホルモン)に必要な栄養素は
たんぱく質 + ビタミンB6 + ナイアシン + 鉄
GABAに必要な栄養素
GABA(平穏、安定、リラックス)に必要な栄養素は
たんぱく質 + ビタミンB6 + ナイアシン

ビタミンB6?
ナイアシン?
マグネシウム?
いったい、なに食べたらいいの??
具体的な食材
たんぱく質
- 肉
- 魚
- 大豆製品
- 乳製品
- 卵 など
ビタミンB6
- ニンニク
- レバー
- カツオ
- さんま
- さば
- とりむね肉
- バナナ
- トマト など

レバー・カツオ・さんま・サバ・とりむね肉は
たんぱく質とビタミンB6がいっぺんにとれて一石二鳥!
ナイアシン(ビタミンB3)
- とり肉
- レバー
- 魚
- 豆類
- 乳製品
- コーヒー など
鉄
- 赤身マグロ
- カツオ
- ぶり
- あさり
- レバー
- 赤身牛肉 など
- 卵
- 白身魚
- かつお節
- ナッツ類
- 煮干し
- ツナ缶
- ほうれん草
- ひじき など
ほうれん草、ひじきは「植物性食の鉄分は非ヘム鉄」といわれ「動物性のヘム鉄」にくらべて鉄の吸収率は、1/4しかありません。
鉄は、ビタミンCと食べることで、吸収率がアップします。
レモン果汁・キャベツ・ブロッコリーなどにはビタミンCが含まれているので一緒に食べるといいです。
鉄分について詳しくはヤセないのは、かくれ貧血が原因かも!?貧血改善して代謝アップさせる方法を参考にしてくださいね!
カルシウム
- 乳製品 ヨーグルト・チーズ
- カラごと食べる小魚 しらす・いわし・ししゃも・桜エビ など
- 海藻類 のり・わかめ・ひじき など
- 葉物野菜 小松菜・ほうれん草・大根の葉など
マグネシウム
- 海藻類
- ナッツ類
- 雑穀
- 大豆製品
- 硬水
- 海塩 など
まとめ
- たんぱく質不足で脂肪燃焼がとどこおる
- たんぱく質を食べなさすぎで、糖質食べすぎな人は、たんぱく質不足で筋肉分解がすすんでいる可能性がある
- 朝、たんぱく質を食べて「セロトニン」を作る。そうすると、良質な睡眠に必要な「メラトニン」が生成されて、寝ている間に「成長ホルモン」が分泌し、ヤセることにつながりる
- たんぱく質は朝・昼・夕、3食毎回食べること
- たんぱく質の食べ過ぎも太る。1食につき手のひら分を3食食べる
- ホルモンを十分に分泌させる「栄養素の組み合わせ」と「具体的食材」
- たんぱく質:肉・魚・大豆製品・乳製品・卵など
- ビタミンB6:ニンニク・レバー・カツオ・さんま・さば・とりむね肉・バナナ・トマトなど
- ナイアシン:とり肉・レバー・魚・豆類・乳製品・コーヒーなど
- 鉄:赤身マグロ・カツオ・ぶり・あさり・レバー・赤身牛肉 など
- カルシウム:乳製品・カラごと食べる小魚・海藻類・葉物野菜など
- マグネシウム:海藻類・ナッツ類・雑穀・大豆製品・硬水・海塩など

たんぱく質・ビタミン・ミネラルしっかりとって
ダイエットホルモン分泌アップ!
ヤセ体質を目指そうね!
